@shenshi
沈時 · 日本語
祖母が遺したのは、灯のともらない紙の提灯と、金額の読み取れない借用証書。借りたのは金ではなく、四十年前に愛のために借りた時間だった——今度は彼女が、それをもっと必要とする者へと返す番だ。