見知らぬ男は約束どおり城郊のあの部屋で待っていた。江執は暗がりへ退き、見るだけで触れない。程越は彼女を落地窓の前に押しつけ、キャミソールの縁から揉み上げる——彼女は終始醒めていて、醒めたまま「半ば拒み半ば受け入れ」、醒めたまま夫の視線の下で、一寸ずつ支配の前戯に火を点けられていく。
見知らぬ男は約束どおり城郊のあの部屋で待っていた。江執は暗がりへ退き、見るだけで触れない。程越は彼女を落地窓の前に押しつけ、キャミソールの縁から揉み上げる——彼女は終始醒めていて、醒めたまま「半ば拒み半ば受け入れ」、醒めたまま夫の視線の下で、一寸ずつ支配の前戯に火を点けられていく。